マウリッツ家庭学習指導では「やってみないと分からない」という考え方はしません。
講師は成果を出すことを期待されて、ご家庭から指導料金を頂いています。
また、子ども達も、講師と必至に考えた方法で勉学に取り組んで、取り組みの結果として可視化する成績の向上に期待しています。
期待に見合う成果を出すために、責任を持って指導にあたることはプロとして、そして子ども達の憧れの存在として当然のことです。
子ども達を取り巻く環境を言い訳とせず、コミットメントした成果を出すことを自分に課せられた責務であると心得て取り組んでいくよう講師を教育しています。
この方針に従い、講師ランク指導料金制度を導入しています。
時代背景
20世紀(バブル崩壊)までは、自分の残した学力が自分の財産になる時代
誰もが敗戦の荒野を眼前に、衣食住を安定させ、今日明日の生活を維持し、未来をより平和で豊かにすることを望んでいた。
この時代は、個人と組織の目標が「豊かになること」と同じであり、個人と組織は強固に結びつき、合理的に成長し、組織にも個人にも豊かさが配分された。この高度経済成長期は、企業の求人数が減ることがなく、良い大学に入り、良い成績を残し、大企業に就職し、終身雇用・年功序列で給与も上昇した。
子ども達は、残した学力が自分の財産につながるという明確な目標があったため、学力を高くしようと、勉強に取り組む姿勢ができて、モチベーションも高かった。
また、実際に子どものころに必至に勉強して良い大学に入り、社会で成功を収めている親の世代を見ることができたため、勉強への取り
組みに対する疑いが起こらず、親の世代と同様に成功者になろうと必死に勉強した。
21世紀は、自分の残した学力だけでは自分の財産に直接的につながらない時代
物質的な豊かさが現実のものとなり、「豊かになること」を目標としていた個人と組織はお互いをつないでいたものを失うこととなる。
企業は以前のように必ずしも個人と目標を同じくせず、また以前のように右肩上がりの求人数でもなくなった。
そのため良い大学に入り、良い成績を残すことが、必ずしも大企業への就職につながるわけでもなくなった。
状況は悪化し就職氷河期という言葉に象徴されるように、日本全体の就職率が低くなり、良い大学を出ても就職浪人する様子が取り沙汰されるようになる。
さらに、年功序列制度や終身雇用制度が少なくなり、大企業に入っても、高い財産を手にすることが確約されなくなっただけでなく、日本全体の景気が悪くなり、リストラされ職を失ったり、減給される大人も多くなった。
時を同じくして、少子化の時代が始まり、子どもの数は年々減少する傾向にある一方、大学の数は増え続けているため、大学入学総希望者数が大学募集総定員数を下回り、かつてのような大学受験戦争を勝ち抜くめに必死に勉強をするということも少なくなってきた。
このようにして、残した学力が財産に直接的に結びつかなくなるとともに、大学入学への難易度が下がったため、子ども達は勉強の目的を見失っている。
また、高い学力を残してもリストラされたり減給される親の世代を見たり、良い大学を出ても就職できない若者を見るようになり、勉強に必至に取り組むことに疑問を抱くようになり、勉強に取り組む姿勢が崩れ、モチベーションも低くなった。
課題認識
1.勉強することの目的が見えていないこと
2.勉強の先に到達した目指すべき憧れの存在が見えていないこと
3.今と四半世紀前で勉強の目的が違うため、子どもの勉強の取り組みに対する疑問に親が答えられないこと
マウリッツ家庭学習指導の解決方法
1.勉強することの目的
勉強の目的は”学びの世界”に到達させることです。
”学びの世界”とは、勉学と修練により得た知識と素養の上に立って、進路や夢を模索する中で課題を見つけ、主体的に探究し続けることで自分らしい答えを見つけていくことができる世界です。
”学びの世界”に到達した人は、進路や夢が定まった時、それに向かうために、またそこに辿り着くために、何を知り、何を判断し、何を実行していかなければならないかを、自分の頭で考え、自分の心でイメージし、自分の目で見極め、自分の手足を動かし、本質的欲求の追求と、大局的戦略的思考によって、社会への貢献と、価値の変革あるいは創造を成し遂げていくことができます。
2.子ども達の憧れの存在
マウリッツ家庭学習指導の講師が子ども達の憧れの存在となることです。
マウリッツ家庭学習指導の講師は、勉強の先にある”学びの世界”に到達し、その上にある社会貢献と自己実現に邁進する若者です。
子ども達の憧れの存在に相応しい若者にするために、弊社は常に講師の教育をしています。
講師の教育とは、家庭教師としての子ども達への勉強の指導方法を教えることを指すのではなく、若者として、学生としての教育を指します。
それはすなわち、リーダーシップを発揮し、社会貢献と自己実現に邁進する若い大人に育てることです。
講師の教育についての詳細は、講師採用ページ(※現在準備中)をご参照ください。
また、講師以外にもSUMMITやEXPOを始めとするイベントを通じて、社会で活躍する大人とのつながりを作っていきます。
3.講師が子ども達の勉強の取り組みに対する疑問に答える
子どもとは大人と一線を画する立場にある存在です。
子どもは大人の導きによって学ぶこともすれば怠けることもします。子どもは大人が冷静毅然として導いてやるべき存在です。
子ども達の勉強に対する疑問について、考える機会と気付きを与え続け、子ども自身が自分らしい答えを見つけていくようにしていきます。
マウリッツ家庭学習指導の講師は、子どもが考えることに怠けていれば冷静毅然として叱り、また答えを導き出したならそれを尊重し、実行に移させる存在です。
指導方針
1.勉学に向かう姿勢を整えます
すぐに諦めて投げ出したり、どこが分かっていないのかから教えてもらおうと受け身になっていては本当の学力はついていきません。
自分の力で問題を克服しようと挑戦することで、自分らしさがわかっていき、本当の学力がついてきます。
マウリッツ家庭学習指導では、問題の解き方や、暗記のコツを教えることを指導方針としていると、子ども達の思考を停止させてしまい、主体性のない大人に育っていってしまうと考えています。
解けない問題や分からない内容に直面したときに、自分で教科書や参考書を読んで、なんとかして自分の力で解決するといった勉学に対する主体性を発揮できるように指導していきます。
2.やるべきことをやらせます
学校に行く、宿題をする、テストの勉強をするといったことは、小学生、中学生、高校生として当然やるべきことです。
やるべきことをやれるようにすることが子どもの教育においての大前提であり、”学びの世界”もやるべきことをやった上に存在します。
やるべきことができてない子どもについては、講師がやるべきことを管理してでもやらせていきます。
成績を上げるには、急がば回れで、まずはやるべきことができるようになることだとマウリッツ家庭学習指導は考えます。
3.夢や進路から逆算して目標を立てるようにします
学力や成績を向上させることにとどまらず、その先に、立派な大人へと成長してもらうことを常に考え、子ども達が「勉強するために勉強する」のではなく、夢や人生設計から逆算して目標設定ができるようにしています。
また、子ども達が自発的に勉学に取り組むようになるには動機が必要です。
動機には、夢の実現や目標をクリアするために頑張ろうとする内発的な動機と、頑張ったら褒めてもらいたいやご褒美をもらおうという外発的な動機があります。
報酬などの対価だけでなく、研究や仕事自体に意義を見出していく大人に成長していくために、マウリッツ家庭学習指導では内発的な動機付けを大切にしています。
そのため、子ども達に夢を描かせ、その実現に向けた進路設計をし、半年単位の学習目標に落とし込んで、1つずつクリアさせていくようにしています。
4.PDCAを意識し計画的に勉学に取り組めるようにします
マウリッツ家庭学習指導は、成績アップをお約束していますが、突貫工事的な成績アップを図るのではなく、目標設定(PLAN)、目標到達支援(DO)、目標到達度確認(CHECK)、学習振り返り(ACT)のPDCAのプロセスを大切にし、生徒が落ち着いて勉学に向き合えることで、結果的に成績がアップしていくようにしています。
将来の夢を描き、実現のために今やらなければいけないことを明確にし、目標を設定して一つずつクリアしていきます。
目標をクリアしていく中で新たな発見があり、その発見が自分自身が描いた夢への自信や疑いとなっていきます。
その自信や疑いにより夢や人生設計を見直し、また目標を設定してクリアしていきます。
これを繰り返していくうちに、漠然としていた自分自身の将来像が明確化されていくとともに、実現のために目標を設定しクリアしていくという主体的な学びの精神も身についていきます。
5.同世代のつながりを守り、憧れの大人とのつながりを作ります
同世代とのつながりを大切にすることで、ライバルとして意識したり、互いに学び合うことをする中で、勉学への取り組みのモチベーションを高めていきます。
また、”学びの世界”に到達し、その先にある社会貢献と自己実現に邁進する若者や大人とつながることで、幅広い分野への興味や関心を持ち、視野を広げていくことができるとともに、目指すべき憧れの存在となり、主体的に勉学に取り組み、”学びの世界”に到達することへのモチベーションにしていきます。
6.子ども達の憧れとなる講師は、主体的な勉学の取り組みの結果となる成績・学力に責任を持ちます
マウリッツ家庭学習指導では「やってみないと分からない」という考え方はしません。
講師は成果を出すことを期待されて、ご家庭から指導料金を頂いています。
また、子ども達も、講師と必至に考えた方法で勉学に取り組んで、取り組みの結果として可視化する成績の向上に期待しています。
期待に見合う成果を出すために、責任を持って指導にあたることはプロとして、そして子ども達の憧れの存在として当然のことです。
子ども達を取り巻く環境を言い訳とせず、コミットメントした成果を出すことを自分に課せられた責務であると心得て取り組んでいくよう講師を教育しています。
この方針に従い、講師ランク指導料金制度を導入しています。